料理人が食材や調理、地域性を議論する「第2回世界料理学会in HIROSHIMA・アットクレ」が2026年2月3日、広島県呉市の新日本造機ホール(呉市役所内)で開かれます。開催時間は10時〜17時で、登壇者は日本・スペインなど計12人です。
世界料理学会は、スペイン・サンセバスチャンを起点に広がった国際的な催しで、日本では函館での開催が先行してきました。今回はメインテーマに「この地で目指す究極のグローカルガストロノミー」を掲げ、地域(ローカル)の食と世界(グローバル)の知見を結び付ける議論を進める構成です。
登壇者には、「世界料理学会in HAKODATE」を立ち上げた深谷宏治氏(函館)や、日本料理人の髙木慎一朗氏(金沢)、スペイン・バスク料理のシェフとして紹介されるフェデリコ・パチャ・ゴイゴエチェア氏(スペイン・エルナニ)らが名を連ねます。主催者側は、生産現場の現状も扱う方針で、本年「歴史的不漁」とされた牡蠣の生産者の話題も取り上げるとしています。若手料理人や料理志望者、一般の料理好きも参加できるといいます。
イベントは呉市の観光・文化発信事業「呉・大博覧会」の一環で、大和ミュージアムが2025年2月から2026年3月まで長期休館する期間の集客・発信を補完する狙いがあります。議論の内容が地域の食産業や観光にどう波及するかが、次の焦点になりそうです。
